-造名- [地域] English
『ハムレット』のヒロインの名として知られる。help の意を持つギリシャ語からの造名らしい
[カナ/English] オフェーリア
[カナ/ (慣) 架空人名] オフィーリア,オフェリア,オフェーリア
■この名を持つバラの品種と花色/
●Ophelia (白に近い淡いピンク)
-不明-
(1) [Latin] gold
(2) [Latin] seashore
-不明- [地域] English
Oralie (♀) の変形
--LA-- [地域] English
Aurelia (♀) の変形または綴り変え
-不明- [地域] English
Aurèlie (♀) の綴り変えらしい
-諸説- [地域] English
Arabel (♀) の変形。しかし O- の綴りゆえに,民衆語源ではラテン語 orabilis (語意 invokable) に来する名とされた
-諸説- [地域] English
Orabel (♀) の綴り変え
--LA-- [地域] Italian
Horace (♂) のイタリア語形
[カナ/Italian (慣)] オラツィオ
[発音近似カナ/Italian] オラッーツョ
--GE--
LR に記載がある。古代ドイツ語 Ordalf (語意 Elfin spike or spear) と説明されている。となると前半要素は多分 Ortrud や Ortwin と同系のようだ
--LA-- [地域] German
Aurèle (♂) のドイツ語形
--LA-- [地域] English
(1) [Latin] risen
(2) [Latin] gold の意を持つラテン語系の言葉から派生した
[カナ/English] オリアーナ
--LA-- [地域] French
Oriana (♀) のフランス語変形
[▽推定カナ/French] オリアーヌ
--LA--
Oralia (♀) に指小辞形語尾がついたものらしい
[▽推定カナ/English]オリエル
[発音近似カナ/English] オウリアル
--LA--
Oralia (♀) に指小辞形語尾がついたものらしい
[▽推定カナ/English]オリエル
--LA--
Oralia (♀) の変形らしい。しかし単なる変形というより -da, -lda で終わる名との合成かもしれない
[▽推定カナ/English]オリエルダ
--LA--
Oralia (♀) の変形
/Or- の部分がラテン語 auri- 由来だとしたら,英語の aureole, aureola「後光,光輪」に類似した名かもしれない。Aureole
の発音近似のカナ表記は オーリオウル,aureola は オーリーアラ,オーリアラ あたりである
[▽推定カナ/English]オリオラ,オーリオラ
--LA--
Oralia (♀) の変形
/しかし英語で oriole は「コウライウグイス」「アメリカムクドリモドキ」の鳥名である
[発音近似カナ/English] オーリオウル
--GR--
[Greek] ギリシャ神話では美男狩人の名。星座名でもある。語意は不明
[カナ/ (慣) 神話人名] オリオン
[発音近似カナ/English] オライアン,オウライアン
--GR-- [地域] Swedish
George (♂) のスウェーデン語形
--GE-- [地域] Italian
Roland (♂) のイタリア語形。16世紀にイギリスに入った後,アメリカでもまれに使われた
[カナ/English] オーランドー
--LA--
Oralia (♀) の変形らしい。しかし単なる変形というより -lena で終わる名との合成かもしれない
--LA--
Oralia (♀) の変形らしい。しかし単なる変形というより -lena で終わる名との合成かもしれない
--LA-- [地域] Italian
[Tuscan-造名?] flowering ash tree の意か
/ある作家がトスカナ語 (標準イタリア文語) ornello を女性形にして造名したらしい。多分日本では,女優オルネラ・ムーティの名として知られた
[カナ/Italian (慣)] オルネラ,オルネッラ
■flowering ash tree で画像検索をかけてみると白くてフワフワした花が咲いている木の写真が多数表示される。個人的には特に綺麗とも思わないが,ash
(トネリコ) には宗教的に良いイメージがある。→ Ashley
--LA-- [地域] Italian, English
Ornella (♀) の語尾 -ella を別の指小接尾辞 -etta に置き換えた変形らしい。英語圏でも使われる
[▽推定カナ/Italian]オルネッタ
--LA-- [地域] French
Ornetta (♀) のフランス語形
[▽推定カナ/French]オルネット
--LA--
[Latin] (she-)bear
--LA-- [地域] ▼Dutch
[Latin] bear
/CLE 収録名。ラテン語 ursus「熊」由来の ors に接尾辞がついて出来たものと推測されるが,不明。Orson (♂) や Ursula (♀) と同語源と思われる
--LA--
[Latin] little bear
/J&S 収録名。ラテン語 ursus「熊」由来の ors に指小接尾辞がついて出来たものと推測されるが,不明。Orson (♂) や Ursula (♀) と同語源と思われる。 日本ではシェークスピア作『十二夜』に登場する貴族男性の名として知られている。
[カナ/Italian (慣)] オルシーノ
■2020年5月10日に『十二夜』のWikipedia を参照したところ,「オーシーノ」のカナ表記で記載されていた。しかしイタリア語で Or- とあると様式美で「オル」と表記したくなる。フランス語の女性名の -nne を「ヌ」と書きたいのと一緒で。
--LA-- [地域] Hungarian
Ursula (♀) のハンガリー語形
[カナ/Hungarian (慣)] オルソリャ, オルショリャ
--LA-- [地域] English
[Old Norman French←Latin] bear-cub
/古代ノルマンフランス語の仇名からできた「姓名」を個人名に転用したもの。アメリカの俳優オーソン・ウェルズ (Orson Welles) の名として有名になった
[カナ/English (慣)] オーソン
[発音近似カナ/English] オースン
--LA?- [地域] Italian
Hortensia, Hortense (♀) のイタリア語形
--GE-- [地域] German
★聖人名
[OHG] the point of a sword-strength
/「カール大帝の娘または妹で,没年が869年頃」とされる以外不明の聖人の名。この聖人は時に Rotrud とも綴られるが,写本の際のミスではないかと思われる
[カナ/German] オルトルート
--GE-- [地域] German
[OHG] the point of a sword-friend
[カナ/German] オルトヴィーン
--LA-- [地域] English
ノルマン人の姓名,またはフランスの地名由来。18世紀に出た小説『Evelina』のヒーローの名として知られた。多分日本ではアメリカの飛行機製作者オービル・ライト
(1871-1948,ライト兄弟の弟) の名として有名
[カナ/English (慣)] オービル
[発音近似カナ/English] オーヴィル
--GE-- [地域] English
[OE] god-bright
[発音近似カナ/English] オズバト,オズバート
■分割位置/Os-bert
--GE--
Osbert (♂) の女性形
[▽推定カナ/English]オズバータ
--GE-- [地域] English
[OE] god-bear(man)
/古英語名に由来。古英語の時代,最も巨大で強力な動物の熊は神聖なものと見なされていた。それで, (卓越した) 人を表す「詩語」として「熊」を使用したらしい。Osborn
は中世に「姓名」となり,その姓から再び個人名に転用された
[カナ/English] オズボーン
■分割位置/Os-born
-不明-
★聖人名
St. Osburga (1018年没) の名として知られる。多分古英語 os-burh (語意 god-fortress) で構成された名と思われるが詳細不明 (→ Ethelburga (♀))
--GE-- [地域] English, Irish
[ON/OE] god-spear
/Ansgar, Anscar (♂) と同語意
/*アイリッシュゲーリック由来で deer-friend の意と推測する説もある
[カナ/English] オスカー
[カナ/French] オスカル,オスカール
[カナ/Italian (慣)] オスカル
■分割位置/Os-car
--HS-- [地域] Russian
Iosif (♂) の口語形の一つ
/Iosif (♂) は Joseph (♂) のロシア語形
[カナ/Russian] オーシプ
[キリル文字] Осип
--GE-- [地域] German, ▼Polish
Oscar (♂) のドイツ語形
[カナ/German] オスカル
[カナ/Polish (慣)] オスカル
--GE-- [地域] English
★聖人名
[OE] god-protection
[カナ/English] オズモンド
[発音近似カナ/English] オズマンド
■分割位置/Os-mond
--GE-- [地域] English
★聖人名
Osmond (♂) の変形
/St. Osmund (?-1099) はソールズベリの司教をつとめた人物。ウィリアム征服王の甥で,英国土地台帳 (Domesday Book)
の作成に尽力した
[発音近似カナ/English] オズマンド
■分割位置/Os-mund
--GE-- [地域] English
[OE] god-rule
/『ハムレット』に登場する追従的な廷臣の名として知られる
[カナ/English (慣)] オズリック
[発音近似カナ/English] オズリク
■分割位置/Os-ric
--GE-- [地域] English
★聖人名
[OE] god-power (rule)
/この名を持つ有名な聖人が2人いた。一人はノーサンブリア王だった St. Oswald (604-642)。もう一人はデーン人の St. Oswald
(925-992) で,St. Dunstan の教会改革を支援した人物として知られる
[カナ/English] オズワルド
[カナ/German] オスヴァルト
■分割位置/Os-wald
--GE-- [地域] English
★聖人名
[OE] god-friend
[▽推定カナ/English]オズウィン
■分割位置/Os-win
--HS-- [地域] Russian
Iosif (♂) の略称形
/ Iosif (♂) は Joseph (♂) のロシア語形
[カナ/Russian] オーシャ
[キリル文字] Ося
--GE--
★聖人名
[OE] god-war (battle)
/St. Osyth (Osgyth, Osith, 700年没) の名として知られる。古英語名。後半要素は Edith (♀) の後半要素と同じもの
--GE-- [地域] German
[Old Saxon-OHG] rich-peace
[カナ/German] オトフリート
■分割位置/Ot-fried
--GE-- [地域] German
★聖人名
[Old Saxon-OHG] rich-famous
/スイスのサンクト・ガレン初代大修道院長 Otmar (?-759) がこの名を持っていた。彼の名は Audemar と綴られることもある
[カナ/German] オトマル
■分割位置/Ot-mar
--LA-- [地域] Italian
Octavia (♀) のイタリア語形
[カナ/Italian] オッターヴィア
--LA-- [地域] Italian
Octavius (♂) のイタリア語形
--GE--
★聖人名
(1) [OG] fatherland
(2) [OG] Otto (♂) の女性形
--GE-- [地域] French, German
Ottilia (♀) のフランス語形,ドイツ語形
/ゲーテ作『親和力』のヒロインの名
[カナ/German] オッティーリエ
[カナ/German (慣)] オティーリエ
--GE-- [地域] German
★聖人名
[OG] rich, prosperity
/初代神聖ローマ皇帝オットー大帝の名として知られる
[カナ/English] オットー
[カナ/German] オットー
--GE--
[OG] rich (prosperity)-watchful (vigilant)
/13世紀のボヘミア王『オトカル2世』の名として知られる
[カナ/German] オトカル,オットカル
■H&H によれば od, ot (語意 riches, prosperity, fortune) + wacar (語意 watchful,
vigilant)の二要素で作られた名に由来する。
同系同意の名にオドワカル (Odovacar) があるが,この名のラテン語綴りが Odoacer (オドアケル)になる。オドアケルは5世紀のローマの将軍でイタリア領主となった人物
--GE-- [地域] French, English
もとは Ottilie (♀) の指小辞形だが,独立名としても使われる
[カナ/English (慣)] オットリン
■Lady Ottoline Morrell (1873-1938) という型破りな英国貴族女性がこの名を広めたらしい。Ottoline だと英語読みなら「オトリーン」か「オトライン」くらいに発音しそうだが……と思って発音サイト forvo で聞いてみたところ,Ottoline Morrell は「オトライモレル」,Ottoline は英語で「オトリーヌ」フランス語では「オトリンナ」に聞こえてしまった。
--GE-- [地域] Polish
--GE-- [地域] Danish, Scandinavian
(1) [Danish←ON] edge (of a weapon)
(2) [Danish←ON] awe, terror
/古代ノルド語の ag- 要素を含んだ人名の短縮形 Aghi に由来。
[カナ/Swedish (慣)] オベ
■(1) 説なら Egbert (♂) の eg (ecg)-要素と関係する。また検索すると他にも語源説があり,はっきりしない。
-諸説- [地域] English
(1) [Celtic?] ケルトの古い神 Esos 由来で,born in Esos の意
(2) [Latin?] ラテン語名 Eugenius (→Eugene) からの派生。その場合語意は well-born
(3) [Irish] ゲール語名 Eoghan の英語化名として使用される
[カナ/English] オーウェン,オーエン
--CE--
Owen (♂) の女性形
--GE-- [地域] English
Oswald (♂) など,Os- で始まる名の短縮形
[カナ/English (慣)] オズ
--HS--
Uzziah (♂) のギリシャ語訳名
/アメリカで使われた記録があるらしい
[カナ/English] オージアス
--GE-- [地域] English
Oz (♂) の愛称形の一つ
[カナ/English (慣)] オジー
--GE-- [地域] English
Oz (♂) の愛称形の一つ
[カナ/English (慣)] オジー
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