--SL-- [地域] ▼Bulgarian, ▼Serbian
検索によると dear, beloved の意らしく,この語意なら Drogomir (♂) の前半と同系の要素に由来すると思われる。
[カナ/ Bulgarian (慣)] ドラガン
[キリル文字] Драган
■南スラブ語由来で precious の意,とするページも検索すると見つかる。ただ,現代ブルガリア語の Драг は "dear" の意の形容詞のようだ。もしかしたら現代語に関連づけられて語意解釈が変化した名前かもしれない。
--SL-- [地域] ▼Bulgarian
Dragan (♂) の女性形
[カナ/Bulgarian (慣)] ドラガナ,ドラガーナ
[キリル文字] Драгана
■ブルガリアの作曲家 Филип Кутев (Filip Kutev, フィリップ・クーテフ) の作曲した Dragana i slaveia (Dragana and the Nightingale /「ドラガーナとナイチンゲール」) という曲がある。
--SL-- [地域] Czech
Drahomír (♂) の愛称形
--SL-- [地域] Czech
Drahomíra (♀) の愛称形
--SL-- [地域] Czech
Drogomir (♂) のチェコ語形
[カナ/ Czech (慣)] ドラホミール
[カナ/Slovak (慣)] ドゥラホミール
--SL-- [地域] Czech
Drogomir (♂) のチェコ語女性形
[カナ/ Czech (慣)] ドラホミーラ
--SL-- [地域] Czech
Drahomír (♂) の愛称形
--SL-- [地域] Czech
Drahomíra (♀) の愛称形
--SL-- [地域] Czech
Drahomíra (♀) の愛称形
--SL-- [地域] Czech
Drahomíra (♀) の愛称形
--GE-- [地域] English
Etheldreda (♀) の英語短縮形
[▽推定カナ/English]ドレダ
--GR-- [地域] Low German, Dutch
Andries (♂) の短縮形。(Andrew (♂) の低地ドイツ語形)
--GE-- [地域] English
★聖人名
ゲルマン由来らしいが語源に関しては諸説あり不明。ノルマン・コンクェスト当時にイングランドに移入されたが,その後廃れた。12世紀にこの名を持つ聖人が存在した。
[カナ/English (慣)] ドローゴ
■カトリック・オンラインの Saint Drogo のページの画像に,St. Drogo Patron of Coffee の文字があって,なんとなく笑ってしまった。どうして12世紀の聖人がコーヒー (ヨーロッパに伝来したのは16世紀らしい) と結びつけられたのか謎だ。守護聖人と守護するもの (土地,人,物) の関連付けを調べたら面白いかもしれないと思った。
--SL-- [地域] Polish
[old Slavonic] dear, beloved-great (famous)
[カナ/ Polish (慣)] ドラゴミール
--LA-- [地域] English
☆聖書人名
[Latin] ローマの氏族名に由来。語意は不明
[カナ/English] ドゥルシラ
[カナ/(慣) 聖書人名] ドルシラ
--CE-- [地域] Welsh, English
Tristan (♂) の変形
[▽推定カナ/English]ドリスタン
[発音近似カナ/English] ドリスターン
--LA--
[Latin] two, double
--CE--
[Gaelic] poem, song
--CE--
Duan (♂) の女性形
--CE-- [地域] Irish, English
[Irish] 語意不祥。son of the little dark one とする説あり
/姓名を転用した個人名
[カナ/English] ドゥエイン
--GE-- [地域] English
Dudley (♂) の短縮形
/dud には英語のスラングで良くない意味がある。しかし使われているらしい
[▽推定カナ/English]ダッド
[発音近似カナ/English] ダド
--GE-- [地域] English
[OE] Dudda's clearing
/「Dudda の開墾地」の意。Dudda は人名。地名から姓名となり,その後個人名転用された
[カナ/English] ダドリー,ダッドリー
■分割位置/Dud-ley
--CE-- [地域] Scottish
[Gaelic] black(-haired)
--CE-- [地域] Scottish
Dougal (♂) の変形
[カナ/English] ドゥーガルド
-諸説- [地域] English
(1) 称号の Duke (公爵) を個人名に転用したもの (Duke 自体の語源はラテン語 dux「指導者」)
(2) Marmaduke (♂) の短縮形
[カナ/English] デューク (アクセントなし)
■日本では有名な劇画『ゴルゴ13』の主人公の用いる偽名の一つが「デューク東郷」(Duke Togo) である。
--LA-- [地域] Spanish
CLE によればスペイン語圏で使われるらしい。Dulcie (♀) のスペイン語女性形だと思われる
[発音近似カナ/Spanish] ドゥルセイ
--LA--
ラテン語 dulcis (語意 sweet) が語源の古代フランス語が人名に転用され,さらにその古代フランス語が再びラテン語化された綴りらしい
[▽推定カナ/English] ダルシア
--LA-- [地域] English
[Latin] sweet
/ラテン語 dulcis (語意 sweet) に関係するとされる。GRS は「奴隷制時代には決まって女中に名づけられた」と書いている。
[カナ/English] ダルシー
--LA?-
[不祥] 『ドン・キホーテ』に登場する女性の名。英語では「意中の人,恋人」の意味がある。
GRS は Dulcie (♀) との関連について考えている。ラテン語 dulcis には sweet, pleasant, charming, dear, beloved
等の意味がある。CLE によればスペイン語圏でも使用される
[▽推定カナ/English] ダルシニア,ダルシニア
[▽推定カナ/Spanish] ドゥルシニア,ドゥルシネイア
[カナ/(慣) 架空人名] ダルシネア
■Online Etymology Dictionary で Dulcinea を調べたところ,次の欄に dulcimer (ダルシマー,民族楽器の一種) があった。この語源はラテン語 dulcis + ギリシャ語 melos (語意 melody) だと言われているらしい。
--LA?-
Dulcinea (♀) のドイツ語形
[カナ/German] ドゥルシネア
--CE-- [地域] Scottish, English
[Celtic] brown head
[カナ/English] ダンカン
--GR-- [地域] Russian
Evdokiya (♀) の愛称形
[キリル文字] Дунечка
--GE--
★聖人名
[OE] hill-stone
/カンタベリー大司教で教会改革を為した St. Dunstan (909-988) の名として有名。礼拝用オルガンまで自作したとの逸話が残っている
[カナ/English] ダンスタン
■分割位置/Dun-stan
--GR-- [地域] Russian
Evdokiya (♀) の略称形
[カナ/Russian] ドゥーニャ
[キリル文字] Дуня
--GR-- [地域] Russian
Evdokiya (♀) の愛称形
[キリル文字] Дуняша
--LA-- [地域] English
[Latin] lasting, enduring
/ノルマン人由来の英語名
[発音近似カナ/English] デュランド
[発音近似カナ/French] デュラン
--LA-- [地域] Italian
Durand (♂) のイタリア語形/指小辞形は Dante (♂)
--SL-- [地域] Czech
Dušan (♂) の愛称形の一つ
--SL-- [地域] Czech
Dušana (♀) の愛称形の一つ
--SL-- [地域] Czech
[Czech] spirit, soul
/ロシア語名 Spiridon (♂) のチェコ語対応形。 (意味が対応する言葉 dusha から作られたらしい)
[カナ/Czech (慣)] ドゥシャン
--SL-- [地域] Czech
Dušan (♂) の女性形
--SL-- [地域] Czech
Dušan (♂) の愛称形の一つ
--SL-- [地域] Czech
Dušana (♀) の愛称形の一つ
--GR-- [地域] Russian
Evdokiya (♀) の愛称形
[キリル文字] Дусенька
--SL-- [地域] Czech
Dušan (♂) の愛称形の一つ
--SL-- [地域] Czech
Dušana (♀) の愛称形の一つ
-不明- [地域] English
由来のはっきりしない英語の姓名の個人名転用。古ノルド語で Thor-stone「雷神トール+石」の意味を持つニ要素の個人名に由来するのではないかと推測する説がある。その推測通りだとすれば
Torstan (♂), Thurstan (♂) と同語源の名ということになる
[カナ/English] ダスティン
-不明- [地域] English
Dustin (♂) の愛称形。時に女性名に使われることもある
[▽推定カナ/English]ダスティ
--GR-- [地域] Russian
Evdokiya (♀) の略称形
[カナ/Russian] ドゥーシャ
[キリル文字] Дуся
-諸説- [地域] English
(1) Duane (♂) の変形
(2) Dwight (♂) と同じように d(e) + Wayne () で造られた可能性が考えられている
[カナ/English] ドゥエイン (アクセントなし)
-諸説- [地域] English
(1) Dionysia (♀) の中世愛称形 Diot
(2) de Wight (語意 from (the Isle of) Wight ) の縮約形
/語源に関して説が分かれているが,「姓名」が個人名転用されたもの。アメリカのアイゼンハワー大統領 (Dwight D. Eisenhower)
がこの名を持っていた
[カナ/English] ドゥワイト (アクセントなし)
[カナ/English (慣)] ドワイト
-不明-
★聖人名
5世紀の南ウェールズの半伝説的な王 Brychan の娘の名。彼女は列聖されウェールズの「恋人たちの守護聖人」となった。この名の語源・語源は不明。しかし多分ウェールズ語由来の名で,後半要素は -wen (語意 white, fair, blessed) だと思われる。
■発音サイト forvo のデータでは「ドゥィンウェン」的に聞こえる。
--CE-- [地域] Welsh
[Welsh] consolation
--CE-- [地域] Welsh
[Welsh] tribe ruler
--CE-- [地域] Welsh
[Welsh] princely hero
-CE?- [地域] Welsh
ウェールズの伝説中の「海の神」の名。語源不祥だが,ケルト語で「海」の意の語に関係する名だと考えられてきた
[発音近似カナ/English] ディラン
--CE-- [地域] Irish
★聖人名
アイルランド語名 Damhnait を英語化したものだが,語源に関して説が分かれており,どちらも推説なので省略する。アイルランドの処女殉教聖人の名。St.
Dymphna は「精神病者の守護聖人」である
[カナ表記/English] ディンプナ
--GR--
[Greek] power
/J&S の索引部分に収録されている。英語の dinasty や dymamic と同じ語源の名だろうが,使用地域・年代などに関する詳細は全く不明
■ 吉田秋生の初期作品のどこかに,ある少女を「マイトさんちのダイナちゃん」だよと紹介され,驚いた青年が「(ダ、ダイナ=マイト?) 」と内心でつぶやく一コマがあった。この「ダイナちゃん」は現実的には Dinah (♀) か Dina (♀) だったろうが,もし Dyna という綴りであったとしても,現実にありえないことではなかったようだ。
--LA-- [地域] Russian
Dementi(i), Demyan (♂) の略称形
[キリル文字] Дёма
--GR-- [地域] Russian
Demid, Demyan (♂) の愛称形
[キリル文字] Дёмочка
--GR-- [地域] Russian
Demyan (♂) の愛称形
[キリル文字] Дёмушка
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