■ロサ・フォエティダ・ペルシアーナ [Rosa foetida persiana] (Sp)----[撮影] 2002年5月,都立神代植物公園
*「ロサ・フェティダ・ペルシアーナ」の表記もある。
[2022.5.29追記] ロサ・ヒューゴーニスの隣に名札があり,何かのバラの株がありますが,それがこの品種なのかどうか不明です。
ロサ・フォエティダ (フェティダ) の八重咲き種。かなり乱れた,アバウトな咲き方をするバラ。別名ペルシャン・イェロー (Persian Yellow)。
現代のハイブリッド・ティー・ローズの黄色は,このバラに由来する。歴史的に重要の役割を果たした種。このバラを改良してつくられたのが「ソレイユ・ドール」である。
2022年,公園のネームプレートで名称変更されていたのに合わせて表題を変更した。が,『バラ図鑑300』(1996)や『花図鑑 薔薇』(2001)
では「フェティダ」表記である。この20年ほどで「フェティダ」を「フォエティダ」表記に変更する何かの理由があったのかもしれない。
2022年は4月29日から5月29日まで,12回神代植物公園に足を運んだが,この品種の花を見たことはなかった。
2002年には5月に花が撮影できていることと,書籍によれば一季咲きの早咲きだということを考えあわせると,この品種がもし咲いたとするならば,4月中に早々と咲き終わった可能性がある。
[原産] イラン
[分類] ピンピネリフォーリア節 (Pimpinellifoliae)
[花] 濃い黄色,径5〜6cm,八重咲き
[花期] 春,一季咲き,早咲き
[株の大きさ] 1.3m
[香り] ほとんどない
[別名] Persian Yellow, Persian Yellow Rose
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Last Update 2022.5.29