■マリア・カラス [Maria Callas] (HT)-----[作出] 1965年,フランス [撮影] 2022年5月7日,都立神代植物公園
このバラは名花「ピース」の血を引いている。花の色は濃いローズピンクだが,開花した後に色素が増量して濃い紅色になることがある。香りは非常に強い。オペラ歌手のマリア・カラスに因んで名づけられた。
Maria は聖母マリア由来の名として欧米で使われる女性名である。
[作出] 1965年フランス,メイアン(M. L. Meilland)
[交配親] Chrysler Imperial × Karl Herbst
[花] ローズピンク,径10〜13cm,半剣弁咲き
[花期] 四季咲き性
[株の大きさ] 1.8m
[香り] 非常に強く,甘い香りがする
[賞] 1968年,AARS
[別名] Miss All-American Beauty(ミス・オールアメリカン・ビューティ)
[神代植物公園での花期] やや早咲き。2022年には5月7日に見頃の花を撮影できた。また5月11日には多くの花が咲いて花壇の眺めが豪華だった。また7月9日に公園に行ってみた所,「2番花」がちらほらと咲いていた。多くの品種の2番花が春よりも小さくなるというのに,マリア・カラスだけが春と変わらない大輪の花だったので感心してしまった。
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Last Update 2022.7.9