■ロサ・ヒューゴーニス [Rosa hugonis] (Sp)----[撮影] 2022年5月3日,都立神代植物公園
英名は Father Hugo Rose, Golden Rose of China 。それぞれ「フーゴ(ヒューゴ)神父のバラ」「中国の黄金のバラ」の意味。
中国中部に伝道に赴いたフーゴ神父 (Pater Hugo, Hugh Scallan) が発見し,1899年イギリスのキューガーデンに種がもたらされたという歴史を持っている。
このバラのネームプレートは2002年4月の時点では「ロサ・ユーゴニス」だった。
しかし2022年5月3日に見たところ「ロサ・ヒューゴーニス」に変わっていたので,それに合わせてこのページのタイトルも変えた。
ネームプレート (2022.5.3撮影/400×300,144KB)
2022年5月3日,ネームプレートの説明文通り,レモンイエローの花とアイボリーの花が撮れたのでかなり満足。
しかしこの画像,スマホのオートで撮って切り取りとサイズ変更しかしておらず,つまり色をいじっていないので,ひとさまの環境でレモンイエローとアイボリーに見えなかったらどうしようと少し心配している。
Hugo, Hugh はゲルマン語由来の名で, heart, mind 「心・精神」の意を持つ言葉が語源。
北欧神話の主神オーディンには二羽のワタリガラス Hugin と Munin が仕えており,世界中を飛び回り情報を集めてオーディンに伝えていたとされる。この
Hugin の名も Hugo, Hugh と同系である。
[原産] 中国中部
[分類] ピンピネリフォーリア節 (Pimpinellifoliae)
[花] レモンイエロー,後に褪色してアイボリーになる,中輪
[花期] 春,一季咲き
[株の大きさ] 1.8m
[香り] ない
[別名] Father Hugo Rose, Golden Rose of China
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Last Update 2022.5.14