神代植物公園のバラ

パパ・メイアン [Papa Meilland] (HT)-----[作出] 1963年,フランス [撮影] 2022年5月7日,都立神代植物公園

パパ・メイアン2022

 2022年5月7日は朝方に雨が降り,その後晴れたので,午前中はバラの花に水滴が残っている画像が撮れた。上の画像は Exif によれば10時19分に撮影したもの。
 黒味を帯びた深いビロード赤の花。「深いクリムゾン」と表現している書籍もある。蕾から開花したての花の色はかなり黒味が強い。
 非常に強いダマスク香がある。
 開花したての花 (2022年5月4日撮影)

 花壇の眺め (2022年5月7日撮影)


 バラの育種家アラン・メイアンが祖父(アントワーヌ・メイアン)に捧げたバラ。「パパ・メイアン」はアントワーヌ・メイアンの愛称だった。
 メイアン家はバラ育種の名門で,アラン・メイアンの父フランシス・メイアンは名花「ピース」を作出している。 


[作出] 1963年フランス,アラン・メイアン (Alain Meilland)
[花] 半剣弁高芯咲き,黒味を帯びたビロード赤,花径13cm
[葉] 革質で濃緑色
[香り] 非常に強いダマスク香
[花期] 中間
[交配親] Chrysler Imperial × Charles Mallerin
[神代植物公園での花期] 2022年春は5月3日に開花した花を撮影できた。比較的早咲きと思われる。5月7日には第一陣の花がほとんど開花して花壇が大変豪華だった
『花図鑑 薔薇』では「花期:中間]とあるが,2022年春の撮影データが5月7日の後には5月28日,6月4日,6月18日のものしかない。5月中旬に雨が多く綺麗な花が撮れなかっただけかもしれないが,第二陣が咲き出すまでしばらく時間がかかる品種かもしれない。

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Last Update 2022.7.13