■フレンチ・レース [French Lace] (F)-----[作出] 1980年,アメリカ [撮影] 2022年5月7日,都立神代植物公園
アイボリー色で,花の中央に「淡い色合いのぼかし」が入る。しかし,その「色合い」が季節や環境で変わるらしい。
2001年秋には「淡い杏色のぼかし」を見た。2002年5月には「淡いピンクのぼかし」を見て驚いた。さらにその二日後,同じ花に「淡いベージュピンクのぼかし」を見てしまった! そして……さらに何日か経過したら,花の中央のぼかしは「淡い黄土色」になっていた。杏色よりはいくぶん濁った感じの色合いがあった。
2022年5月7日に写した花は淡いピンクのぼかしだった。
直訳で「フランスのレース(縁飾り,モール)」となるが……外側の色の淡い花びらが,花の中心を縁取るように咲くからなのかもしれない。
[作出] 1980年アメリカ,ウォリナー (W. A. Warriner)
*1981年,1982年作出と書いてある本もある
[交配親] Dr. A. J. Verhage × Bridal Pink
[花] 中央に杏色がかったぼかしが入る。径9cm,丸弁咲き
[賞] 1982年,AARS
[神代植物公園での花期] 2022年は5月5日に開花しかけの蕾を撮影し,7日に開花した花を撮影した。比較的咲き出すのは早い品種だと思われる。
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Last Update 2022.7.2