■カトリーヌ・ドヌーブ (ドゥヌーブ) [Catherine Deneuve] (HT)-----[作出] 1981年,フランス [撮影] 2022年6月18日,都立神代植物公園
サーモンピンクより朱色に傾いたピンク色で,中心に淡いオレンジの陰影がある。
外側の花びらは濃い色になる(2022年6月18日撮影)。
5月より6月の花のほうが色が濃かったので,気温で色合いが強まるのかもしれない。
柔らかく甘い香りがする。
なんとなく気まぐれな感じに開花する花 (2022年5月7日撮影)。この画像の花は虫食いか何かで花びらに切れ込みが入っているようだ。
フランスの有名な美人女優,カトリーヌ・ドヌーブの名に因んで命名された。
Catherine は英語読みで「キャサリン」。Katherine 等,K- で始まる綴りもある。欧米各国で綴りを変えて使われている人気名である。
[2022.5.5] テキスト修正。公園のネームプレートに合わせて品種名の「ドヌーブ」を「ドゥヌーブ」に変更しようかとも思ったが,日本では一般に「ドヌーブ」表記が通用しているため,カッコ付き表示にした。
ただ,「カトリーヌ・ドゥヌーブ」で検索するとバラ関連のページがまず最初にずらっと表示される状況になっており,女優関連のページに興味がない場合は「カトリーヌ・ドゥヌーブ」の方が良いかもしれない。
[作出] 1981年フランス,メイアン (Meilland)
[花] オレンジがかったピンク,径10〜12cm,半剣弁高芯咲き
[花期] 四季咲き性
[株の大きさ] 1.5m
[香り] 軽く優しい
[神代植物公園での花期] 普通かやや早咲き。2022年は5月7日には何輪かが完全に開いていた。第一陣の花は5月中旬に一度終わったようだが,6月11日頃にまたちらほらと咲き始め,6月18日には多数の花が見られ,蕾もたくさんあった。
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Last Update 2022.6.20