■アルベルティーヌ [Albertine] (L Cl)-----[作出] 1921年,フランス [撮影] 2022年5月29日,都立神代植物公園
神代植物公園で35区後列に植栽されている (らしい。)
後列は棚の手前に通路がなく,前列のバラ越しに眺めるしかない区画で,ズームのないカメラでは撮影が難しい。
それで上の画像のピンクの花が本当にアルベルティーヌなのか,それともその背後にある名称不明の木バラなのか判別できなかった。ネットでは淡いピンクの八重咲バラの画像が多数見られるので,多分そうではないかと思われるが未確認。
品種名 「アルベルティーヌ」はフランス語読み的カナ表記。バラの書籍では「アルバータイン」(英語読み的カナ表記) として載っていることもある。
『Helpmefind(Rose)』 によると作出家は Albert Barbier (May 2, 1845 Orléans - March 1931 Orléans) となっている。Albert
Barbier (アルベール・バルビエ) は多分「自分の名の女性指小辞形」をバラに与えたものと思われる。
[作出] 1921年フランス,バービエール (『バラ図鑑300』によるカナ表記。しかし Barbier には「バルビエ」表記の方が一般的な感じがある)
[花] 赤茶色がかったピンク,八重の盃状咲き,花径8cm
[香り] 甘い
[交配親] Rosa Wichuraiana (テリノハイバラ) × Mrs. Arthur Robert Waddell
[樹高] 5m
[花期] 盛夏に2,3週間以上
[神代植物公園での花期?] 上の画像の花が「アルベルティーヌ」だった場合,2022年5月29日で満開を過ぎた頃に見えるので,見頃は5月26日頃だったのかもしれない。
[別名] アルバータイン (Albertine の英語読み的カナ表記)
Copyright (C) 2022 S. Sonohara, All rights reserved.