神代植物公園のバラ

アビゲイル [Abigaile] (F)-----[作出] 1988年,ドイツ [撮影] 2022年5月3日,都立神代植物公園

アビゲイル2022

 小さな花が房になって群れ咲く。
 花弁の縁に濃いチェリーピンクの部分があり,それが開花につれて滲むように広がり,淡いピンクのぼかしとなる。

 開花しきった花 (2022年5月7日撮影)

 咲き始めの花 (2001年5月撮影)


 Abigail(アビゲイル)は聖書に登場する女性名で,Abigaile は多分この名の変形綴りと思われる。
 Abigail ABC順テキスト


[作出] 1988年ドイツ,タンタウ (Tantau)
[花] 白の花弁の縁にピンクのぼかし,丸弁抱え咲き,花径7cm (『花図鑑 薔薇』では花径7cmとあるが,この公園の花は5cm程度の小輪)
[交配親] 不明
[花期] 中間,四季咲き
[植物公園での花期,花径] 2022年は5月3日に「開花したての花,開花した花」が撮影できた。2022年春はかなり頻繁に公園を訪れ,撮影できる場所にある綺麗な花ならとりあえず全て撮影することにしていたが,この品種は5月7日以降のデータがない。単にタイミングが悪かったのかもしれないが,株が小さいために繰り返し花を咲かせる力がなく,第一陣の花が終わるとほぼ終了,という品種だったかもしれない。


花色散歩

さらに怪しい人名辞典

奇妙なポプリ

Copyright (C) 2001-2022 S. Sonohara, All rights reserved.
Last Update 2022.7.13