■マジョレット[Majorette] (HT)-----[作出] 1967年,フランス [撮影] 2022年4月29日,都立神代植物公園
蕾のうちは焦げたようなオレンジ色で,開くとパステル調のオレンジになる。しかし咲き進むうちに色が淡くなり,サーモンピンクがかってくる。春の花はオレンジが強く,秋の花はピンクが強い。
→2001年10月撮影の秋の花
フランス語で majorette は「バトンガール」の意味。英語でもバトンガールは majorette または drum majorette と言う。
神代植物公園では毎シーズン,他の品種にさきがけるように咲き出している。早咲きの品種らしい。他のバラの先導役のように早く咲くことから「バトンガール」の意の品種名がつけられたのではないか……という気がするが,そのへん不明。
2003年5月10日に公園に行ったところ,すでにマジョレットの花壇は花盛りだった。
[2022.4.29追記]
まだバラ園の見頃は先だなと思いつつ公園に行ってみた。
他の品種のバラはほとんどが固い蕾状態なのに,マジョレットの花は何輪か咲いていた。
やはり極めて早咲きのバラだ。
[作出] 1967年フランス,メイアン (Meilland)
[交配親] Zambra × Fred Edmunds
[花] ピンクがかったオレンジ色,径13cm,半剣弁高芯咲き,または高芯盃状咲き
[株の大きさ] 1.3m
[香り] ある
[賞] 1966年,バガテル金賞
[神代植物公園での花期] かなり早い。2022年は5月5日時点でかなりの数の花が咲いていて,花壇全体として見頃だった。
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