神代植物公園のバラ

キモッコウバラ(ロサ・バンクシアエ・ルテア)[Rosa banksiae lutea] (Sp)-----[撮影] 2002年4月中旬,都立神代植物公園

キモッコウバラ

 モッコウバラの変種で,漢字では「黄木香茨」。枝にトゲがないのが特徴である。そして,かなり早咲きのバラ。年によって違うが,この公園では4月下旬から4月末頃に咲き出す。

 神代植物公園には「グリーンギャラリー」という小庭園がある。昔「緑の相談所」があったところで,本園とは違い,無料公開区域となっている。このグリーンギャラリーの中に,キモッコウバラとモッコウバラを束にして仕立てたものがある。

 2メートルほどの高さまで支柱に幹をくくりつけ,あとは枝が枝垂れるままにしてある(ウィーピング仕立てというものかもしれない)。クリーム色の花と白い花が交互に咲いていて,良い眺めだ。→雰囲気がわかる程度の画像(2002年4月19日撮影,360×270,38KB


[原産] 中国中南部
[花] 淡い黄色,径2cm,八重ロゼット咲き
[花期] 春,一季咲き,きわめて早咲き
[株の大きさ(枝の長さ)] 6.0m
[香り] ある
[別名] Yellow Lady Banks, Yellow Banksia, Rosa banksiae var. lutea


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