■エリドゥ・バビロン [Eridu Babylon] (S)-----[作出] 2008年，オランダ [撮影] 2022年5月28日，都立神代植物公園
神代植物公園バラ園では比較的新参者の品種。
この花があるバラ園24区は2006年データでは「7品種」しか植えられていなかった。しかし2022年5月現在で「10品種」が植栽されている。(名札の数は9だが，明らかに名札なしの品種が1つあるため10と数えている)
これは多分「ワイルド・ファイア」の一部，「レッド・キャップ」の一部を「ロサンゼルスから来たバラ (37区・2014年に新設) 」に移動した後のスキマを埋める形で「エリドゥ・バビロン」と「コティヨン」が新たに植えられたものと思われる。
青みの淡いピンクの花が咲き進むうちに黄色味を帯びる。そのため開花時期が異なる花が花壇に混在すると，どうも微妙に落ち着かない眺めになるバラ。
Eridu は検索によれば古代メソポタミアの都市，または都市国家の名。バベル (バビロン) と関連づける説がある。
作出者がなぜそれをバラの品種名にしようと思ったのかは不明。
[作出] 2008年，オランダ
[神代植物公園での花期] 2022年は5月19日にようやく開花した花を撮影した。5月21日，5月28日，6月4日の撮影データがあるので，やや遅咲きの品種だと思われる。
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Last Update 2022.7.2