■デュシュス・ド・ブラバン[Duchesse de Brabant] (T)-----[作出] 1857年,フランス [撮影] 2022年4月29日,都立神代植物公園
色も形も非常に可憐。甘い香りがある。和名は「桜鏡」。
たまたまかもしれないが,いつ見かけても「うつむいて」咲いていて,それが可憐さに拍車をかけている感がある。
→2001年撮影の花
Duchesse はフランス語で「公爵夫人」「女公」「公妃」の意。Brabant は「ブラバント公国」(オランダ・ベルギーにまたがる中世の旧公領)である。だから全体で「ブラバント公妃」か「ブラバント女公」の意だろう。
歴史には疎いのでよくわからないが,なにかしらの理由で有名だったプラバントの貴婦人がいたのかもしれない。
[作出] 1857年フランス,ベルネド (Bernède)
[花] ピンク色,径7〜8cm,盃状咲き,房咲きになる
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