■小鳥に起こされる季節 ---[記録] 2014/4/22
私の住んでいる団地の棟の背後は斜面になっている。斜面は連絡用通路に続いており,通路脇に桜が植えられている。
普段寝起きしている4畳半の部屋(3階)に,この桜並木に面する窓がある。桜はそこそこ樹高がある木に育っているが,「斜面+3階分」の高低差があるため,現在のところ「椅子に座って窓から外を眺めた場合」,梢の先が丁度目の高さくらいである。
だから桜が咲く時期は窓の外を眺めれば花見が出来てしまう。
しかしいい気分なのは桜の時期だけだ。
梢の先の高さが窓の高さと近いせいで,並木に集まる小鳥のさえずり,セミの鳴き声がダイレクトに飛び込んで来る。
春は早朝から小鳥の声で叩き起こされ,夏は強烈なセミ時雨で寝不足になる。今朝は空が白み始めた頃に高らかに鳴いてくれたカラスに起こされた。
そして最近桜並木を巡回しているらしき小鳥の声がやたらやかましい。シジュウカラやホトトギスのようにリズムが決まった短いさえずりなら耳が慣れるが,その鳥のさえずりはかなり長く,勝手気ままな感じなので,どうにも騒がしい。
他の鳥の鳴き真似がうまいヒヨドリかもしれない。が,その元ネタの鳥は何なんだ。
いや,もしかすると音の出所は桜並木ではないのか?
同じ棟の住人が小鳥を飼い始め,籠を窓際に置いているのかな?
そう思ってカナリアと文鳥のさえずりを確認しに YouTube に行ってみたが,愛らしい小鳥動画にハマっただけで,調査は全く完了しなかった。
2022年追記: どうもこの鳥は「ガビチョウ」じゃないかと思うようになりました。
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