●がくっぽいど/
結月ゆかり
夜が 降りて来たら
おやすみ おやすみ
空のかなたの船に
揺られておいで
天使たちの編んだ
幸せ見つけて
海に溶けた涙
忘れておいで
自分ひとりの
ためだけに歌う
子守唄はいつも
きのう治した 心の傷を
こじあけてしまう
けれど 今は
歌わずに いられない
優しく
夜が降りて来たら
おやすみ
悲しすぎて 苦しすぎて
眠れなくて
冷たい闇の中で凍える
だから 今は
歌わずに いられない
優しく
夜が降りて来たら おやすみ
人を恨んで
心をよごす 生き方を選んで
やがて疲れて 死ぬまで泣いて
腐り果てていきたい?
だから今は 歌わずに
おやすみ おやすみ
夜が 降りて来たら
おやすみ
[雑記]
1988年頃の曲。この曲は下降調のメロディばかりなので,歌詞をつけるのに非常に苦労した。メンヘラ風味の内容だが,妄言そのままではなく一応計算して歌詞にしてある。
[追記 2013/10/31]
がくっぽいどと結月ゆかりで作り直した。
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Last Update 2013.10.31