お約束の展開ノート
●峰打ち系
- ストーリー上で必要な峰打ち・威嚇は必ず成功する。
- 腹を殴って悶絶させようとすれば必ず決まる。嘔吐シーン,吐血シーンには続かない。
- 頭を殴って気絶だけさせようとすれば必ず決まる。気絶から覚めた相手の負傷はせいぜいタンコブくらいで,頭蓋骨陥没だの硬膜下血腫だのという深刻な事態にはならないし,死にもしない。
- 服だけを切り裂いて相手を怯ませようとすれば必ず成功する。切りそこなって肌その他に傷がついたり,耳や指が切断されたりはしない。
- 投擲系武器による威嚇は,必ず威嚇になる。投げナイフや矢はギリギリで相手に傷を与えない場所に突き刺さる。
- 複数の矢・ナイフ等で目標を「はりつけ状態」にする威嚇。目標は服などを壁などに止めつけられて身動きできなくなるが……
- この時矢・ナイフの数が増えるほどギャグ漫画に近づくので,シリアスシーンなら2~3本に留めたほうが無難。
- 緊縛されたヒロインの体の周りに,悪役が次々とナイフを投げて嬲りものにしている。ヒーローはヒロイン救出のために現場に駆けつけ……みたいな場合は,ナイフの数が適度に多いほうが劇的で,少ないと盛り上がりに欠ける。
お約束の展開ノート
黄昏のポプリ
奇妙なポプリ
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Last Update 2012.4.21