お約束の展開ノート
●アイテム・武器
- カッコいいヒーローの武器は両手持ちの大きな剣
- 持てないほどの大きな剣 例 ピグマリオ,グルグルのニケ
- 振るだけで衝撃波が起きて敵を倒す魔法の剣。棍棒でもハエタタキでもいいはずだが……
- 知性の宿った剣。魔神や妖精,幽霊等が宿っていて,主人公を拒んだり助けたりする。
- 折れた時に何かが起こる剣。
- 主人公の力がある水準を超えた時に剣が折れ,魔法で新しい剣になる
- 悪玉の武器の剣が折れると,それまで吸っていた人々の魂が放出されて救われる。
- 手に入れただけではたいして使えない伝説の剣。
- 剣の使い手の力に反応する剣だった。
- おとりの剣だった。
- 柄に穴が開いていて,埋め込む宝玉などを入手しなければいけない。
- 特殊な鍛冶屋や神官などに打ち直してもらう必要がある。
- 実は剣として使うものではなかった
- 封印を解く鍵だった
- 勇者の呪いを解くために用意された運命の道具だった
- 剣に変身する種族。
- 作る時に生贄の命を吸わせて鍛えた妖刀や魔剣。たいてい「のろわれている」。
●アイテム・装飾品/魔法の品
- 額にサークレットをするのは重要キャラ。(国中がそうである場合を除く。)
- 額に埋めこまれた宝石。いてて。
- 能力を封じる,あるいは高める腕輪・首輪等。
- 異世界探訪物語・都合の良い翻訳機
- イヤリング・サークレット等の宝飾品
- テレパシーで会話するための呪符
- 魔法薬(ポーション)
- 身体回復系/奇跡的な超回復薬など
- 身体改変系/性別逆転薬・筋力増強剤など
- 精神回復系/精神力回復・忘却薬など
- 精神改変系/惚れ薬・洗脳薬など
- →ドーピング系の薬が切れると禁断症状で〇〇になる。〇〇の部分はいろいろある。
- 能力を引き出す,あるいは封じる宝飾品。
- 義手・義足・義眼の類。
- 魔法・呪術等で妖魔・鬼など,人間以外の体のパーツをつける。
- 魔法と技術を併用してからくり細工のパーツをつける。
- 涙・血液・体液の魔力
- 癒し・解呪の効果
- 意識不明の瀕死キャラが涙の雫で目覚める
- 呪いや魔法で操られた者を正気に戻す涙
- 重傷者,死者に少量の血を飲ませて回復・蘇生させる。心優しき人外のキャラの得意技。
- 死者とキス,または性交して蘇生。なんかよくわからないがよくあるお約束。
- その他
- 催淫効果のある血液・精液・唾液。エロ系ファンタジー御用達
- 呪術の儀式の重要アイテムとしては血液・精液あたりで話が進む。胃液や胆汁は多分あまり使われない。
- 魔力発動のための道具
- 武器
- 杖・バトン・ステッキ(魔法使い・魔法少女御用達)
- 剣(魔法戦士・聖騎士御用達)
- 弓・破魔弓(和モノファンタジーで巫女御用達)
- 武器以外
- 鏡(破魔の鏡)
- コンパクト(いにしえの魔法少女御用達。変身魔法発動)
- 装飾品(指輪・首輪・腕輪。鼻輪とかペニスケースとかでもいいはずだが見たことないな)
- 楽器(竪琴・ギター・笛・タイコ・タンバリン,吟遊詩人御用達)
- 聖印。ホーリーシンボル。(宗教関係者御用達)
- 分厚い本 (召還系魔法使い御用達)。辞典並に分厚いのがお約束。一体しか召還できなくても。
- 巻き物 (忍者御用達)
- お札。日本昔話では「3枚」がお約束。3枚目で助かる。
- 上記の ( ) 内に入った「御用達」のお約束をはずしたものでウケ狙い
- 魔法使いの婆さんがファンシーなコンパクトで変身してみたり。
- 上記の ( ) 内に入ったアイテムを極端なものにしたウケ狙い
- 吟遊詩人の楽器がグランドピアノだったり。
- ピンチの時に取り出した巻物がありえない長さで読み終わらなかったり。
●アイテム・飼育動物・マスコット
- 普段から役に立つ
- 馬・竜などの騎乗動物
- 人間語で会話が可能
- 会話不可能だがテレパシー等で意思疎通ができる
- 呪いや魔法で姿を変えられている人間
- 普段はあんまり役に立たない
- 突発的に一度だけ役に立つ(主人公大ピンチの時など)
- 実は○○でなくて□□だった。変身が解けて大活躍する→トカゲではなくて巨竜だった,等
●アイテム・その他
- ギャグ担当役のキャラが逃げ支度をする時には,唐草模様の風呂敷を使う。
- ポケットに入った品が,致命傷を防いでくれる。
- 形見・思い出の品である。
- 聖書・十字架など,神聖なアイテムである。
- 学生証・社員証・団員証など,持ち主が誇りをもって帰属する組織の身分証である。
- ロケット・硬貨・剣のかけらなどロマンチックなアイテムである。
- 100円均一で買った金属のクシ……とかではない。ただし「形見・思い出の品」である時は100均商品でもオッケーだ。
- 家族の復讐など,重い目的に使うはずだった道具・武器などを,誰かを助けるために使ってしまう。譲ってしまう。
- 中を刳り抜いた分厚い本。拳銃や麻薬が入っている。
- 重要キャラがラスト直前で突然白い服を着た→非情に高い確率で,撃たれたり斬られたりの流血場面に続く。サスペンス物でヒロインが白い服を着たら期待しよう。
- 形見の品が素性を示す(王族の証とか)。
- 探検家の家族が持ちかえった品に財宝の地図が……
- 家族・恋人の写真(絵)
- 懐中時計・ロケットの中→50%程度の確率で所持者が死亡する。
- 手帳や本に挟まっている元恋人の写真は,必ず新しい恋人が見つける。または新しい恋人の友人などが見つけ,新しい恋人に教える。当然修羅場。
- 机の上の家族写真は家庭を大切にする人だという説明用。しかしただ置いてあるだけでなく劇中で特に語られた場合,写真の家族とは何かワケありである。離婚した,死に別れた,愛憎半々で激しく執着している,等々。
お約束の展開ノート
黄昏のポプリ
奇妙なポプリ
Copyright (C) (2002-)2013 S. Sonohara, All rights reserved.
Last Update 2013.12.10