お約束の展開ノート
●キャラクター・能力
- 変身して能力を得るキャラ
- 変身できることは秘密→事件が解決してから変身を解いて登場→ヒロインに「アンタ今まで何やってたのよ」と怒られる
- 変身する時に苦痛を伴う。古い例だとテッカマンと鬼神童子ZENKI (アニメ版)
- 変身する時快楽を伴う(これはあまりない。しかしエロ漫画ならありそう)。
- 天才
- 飛び級したので若くして大学出の少年少女
- たいてい,ある種の性格破綻者である
- 頭脳系
- マッド・サイエンティスト
- 不世出の天才棋士
- 名探偵
- 世界で (または日本国内で) 三本の指に入るハッカー。天才設定の場合ベストテン入りが最低ライン。東京都ランキング18位とかでは天才の描写にはできない。
- 頭脳―肉体両刀系
- 世界を股にかける怪盗
- 凡人にはないひらめきで救助活動する消防士・捜査する刑事
- スポーツマン。スポーツ漫画では主人公のライバル
- 肉体系
●キャラクター・事情
- 記憶喪失
- 記憶喪失中の仮の人格が作られる
- 記憶回復後,仮の人格と記憶が喪失
- 記憶回復後,喪失中の人格が築いた「縁,友情,愛情」を優先した場合
- 記憶喪失前に所属していた陣営を裏切ると→死亡・消滅フラグ
- 美形キャラの持病は悲劇系・ロマンチック系。
- 白血病・肺病・末期癌・若年性健忘症
- 水虫・脱肛・歯槽膿漏など,恥ずかし系の病気ではない。
- 精神的衝撃で失語症になる。
- 彼女・彼氏イナイ暦=年齢。
- 復讐に人生をかける。
- 過去の肉親の死など,悲嘆から立ち直れていない。
- なにか挫折・事情があって「女を捨てて生きます」系の女戦士・職業婦人
- 大事な存在を人質に取られて悪に加担する善人
- 生まれつきの何か呪われた運命で忌み嫌われる。勇者の逆バージョン。
- 出自を嫌がる・隠す。
- 王子・王女・大会社の跡取りなど,「恵まれてる」系が責任の重さと自由のなさを嫌がる。
- 「侮蔑されます」系の職業(売春婦・首切り役人とか)の親を持っている子供が,親のせいで生まれながらに差別されて怒り悲しみ人生を呪う。
- 混血児であることを厭う。対立する二陣営に属する男女の間の子供,魔族と人間の混血児など。
- 生まれた国がショボイので他国人になりすます。ああ,こんなにもお断りしたい気持ちになったのは (略)
- 過去に人を殺した罪を悔い,「殺さずの人」になる。
- 強大な力(魔力など)を制御できず,人を傷つけた過去の罪に怯える。
- 罪の意識で声や感情を失う
- 贖罪のため超善人になっている
- 死刑囚だが,特殊技能があり,生命と引き替えに政府の協力者となっている
- 悪人・暗殺者として育てられた・生きてきた。
- あるきっかけで善人にシフト
- 昔の仲間やしがらみにより元の世界に引き戻される
- 昔の所業に苦しんで暗くなる
- 自らの罪を戒めとして深い性格になって生きる
- 昔の罪の報いで愛する者を失う
- 一度は善人になろうとするが,「俺の手はもう汚れている」と思い直して悪の道に戻る
- 善人にシフトしたおかげで家族等を殺され,復讐に生きる(悪の質が変化する)・復讐に死ぬ
- 潔く悪を貫いて死ぬ・生きる
- 悪の道に突進するが途中で再び挫折。いい人になって生きる・死ぬ
●キャラクター・設定
- エトランゼ・舞台の土地の外からの転居者
- 旅行者・客人神・流れ者
- カタコトの外国人
- 〇〇弁で喋る外国人(私の知る古い例は「ウルフガイ」のマイク・ブローニングだが,多分昔からいただろうな)
- 〇〇弁丸だしの地方出身者キャラ
- 留学生・転校生
- 性別偽装・未分化系。
- 身分詐称系。実はやんごとなきお方。
- 能力秘匿系。見た目を偽って暮らす。中村主水的。
- 特殊能力を持つ主人公は,勇者の血筋,〇〇家の末裔。
- 完全に悪として描く場合の敵役
- 完全な悪として描かない場合の敵役
- 主人・恋人等が悪と知りながらもついていくキャラクター
- 主人に心酔し,死をも厭わぬ部下
- 主人が女だと,部下の男は忠誠と心酔の他に「おピンクな萌え心」も持っている。
- 主人がイイ男だと,部下・メイド・女秘書などが主人をかばって死んだりすることもある。
- 恋人
- 恋人の野望に心を痛めるが,とりあえず何もできないまま相手を愛し,安らぎを与えてしまう。「拉致された女が,敵方の将軍を愛した」等,「両者の力の差が激しい場合」に多いパターン。
- 恋人の野望に全面的に助力する。地獄に落ちても構わない。
- ファンタジー物で大人しい女の子は回復魔法,気の強い女の子は攻撃魔法担当
- 酒癖・酒豪・下戸
- 本人は知らないがひそかに酒豪体質。
- 本人は知らないがひそかに酒乱。
お約束の展開ノート
黄昏のポプリ
奇妙なポプリ
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