神代植物公園の花

トチノキ(の実と殻) [Aesculus turbinata] トチノキ科/トチノキ属---[撮影] 2002年9月下旬,都立神代植物公園

トチノキの実と殻(2002年9月)

 漢字では「栃の木」。高さ15〜20メートルになる落葉高木。花期は5月で,白い花が咲く。遠目に見た花穂は細長い円錐形。
 直径4センチ程度の果実は熟すと3つに割れる。

 神代植物公園では園内何箇所かにトチの木の大木がある。上の写真は「大芝生西側(宿根草園南側)」で撮影。ここは,トチノキとベニバナトチノキが数本並んでいる場所で,5月の花時にはベニバナトチノキの花がよく目立つ(ベニバナトチノキの花のページ/画像のみ→520×390,62KB)。
 しかし,2001年と2002年の6月に見た感じでは,ベニバナトチノキの実は青く小さなまま落ちて実らなかったように見えた。

地面に落ちたトチの実の殻 一方,春に地味な花の咲くトチノキはしっかり実をつけるらしく,2002年9月に地面を見たところ,大量の実の殻が落ちていた。誰かが拾ったのか,鳥が食べたのか,中身の入った実はほとんどなかった。左は地面に落ちた殻の写真(360×270,40KB)。


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Last update 2002.9.23