神代植物公園の花

「神代曙」と人々 1---[撮影] 2001年4月,都立神代植物公園

[2022.7.10 追記]
 枝ぶりを観察したところ,かなり太い枝がバッサリ切られ,枯死が疑われる細枝も多数ある状態でした。
 葉にも全く元気がありません。
 2022年は花時に公園を訪れることができず,花の咲き具合を見ることができませんでした。
 しかし2023年に下の画像のような状態で咲くことはないと思われます。

[2023.3.20追記]
 開花状態を確認しましたが,やはり花が咲いても枯れ枝が隠れず,全体像として侘しい眺めになっていました。
 2023年現在,「さくら園」にも「神代曙」の若い木が植樹されているので,写真を撮るならそちらの方が良いかもしれません。

「神代曙」と人々 1

 2001年当時,公園内に一本しかなかった桜「神代曙」。
(2023年現在は,「さくら園」にも若木がある)
 正門を背にした場合,大芝生売店の少し手前の場所にある。
 花びらの縁に,ごくわずかに濃いピンクのぼかしが入る。そのため離れて眺めた場合,ソメイヨシノよりピンク色が強く見える。
 花が咲く季節は早朝から写真愛好家が集まり,場所取りが大変だ。
 貴重な桜なのに,すぐ隣がトイレだというのが,やや笑える。
 2001年の神代曙は,ソメイヨシノより二,三日早く咲き出していたように思う。


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Last update 2023.3.21