■カカオの実---[撮影] 2005年5月20日,都立神代植物公園
神代植物公園の大温室内で撮影。
南米・中米の原産アオギリ科の常緑喬木。高さ5〜10メートル。実は熟すと橙黄色または赤褐色で,ココア・チョコレートの原料になる。
2005年5月20日の時点で,温室でただ一本のカカオの木に唯一成っていた貴重な実。色からすると完熟していないようだ。
本や写真で「カカオは枝やら幹やらに直接実る」と知ってはいたが,やはり肉眼で実際に見ると笑える眺めである。
[2022.4.29追記]
カカオの木はあったが,上の写真よりずっと細い幹だった。10数年の間に木の寿命が尽きて植え替えられたのかもしれない。
[2022.5.14追記]
以前「条件が合えば見られるかもしれない風景」として載せていましたが,実がなるのがいつになるかかなり不透明なので,「昔の風景」に移すことにしました。
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Last update 2022.5.14